０円スクール(ゼロスク)の評判と料金。違約金はある？

0円スクール(ゼロスク)はプログラミングの基礎からWEBアプリケーションの開発まで、無料で学べるプログラミングスクールです。

生徒が選ぶコースは初心者・開発コースの2つです。受講期間はそれぞれ平均2か月で、受講時間は初心者コースで493時間、開発コースで411時間のカリキュラムが組まれています。またプログラミングの勉強だけではなくビジネスマナーおよびポートフォリオ（履歴書）作成の指導も行い、就職・転職活動をサポートします。

0円スクールは以下のような人におすすめです。

• プログラミングの勉強をしたいが、スクール費用がない人
• IT業界へ転職したい人
• プログラミング習得に意欲があるが、経験が乏しい人
• アプリケーション開発や実践力を習得し、さらにスキルアップしたい人
• 学習の理解力やスピードに自信がない人

0円スクールの特徴や学習内容

目的にあった授業を受けられるのか、未経験でも授業についていけるのか、時間をかけてプログラミングスクールに通う価値があるのか、判断するためには、特徴をよく知っていたほうがいいですよね。

ここではF0円スクールの特徴について詳しく見ていきます。

ほんとうに0円で受講できる？

自力で実際の現場において通用するプログラミングスキルの習得するには、膨大な時間と労力を使います。実際のプログラミングスクールに通うとなると、支払いは安くても数万円、高いスクールははかかります。0円スクールは完全無料になっており、入学金、受講料が払えない人をサポートしています。

0円スクールがサービスを無料で提供している理由は、IT業界で即戦力になる人材を育成していき、IT技術者の不足の解消することを目的として活動しているからです。

オリジナルのカリキュラムと学習のサポート体制

0円スクールのカリキュラムは、現場のエンジニアが開発から実装まで行ったプロセスを参考にして制作したものです。つまり現場での課題を反映しているので、他のスクールにはない実践的な学習が可能です。

カリキュラムの理解が確認できない場合、先に進めないシステムを採用していて、理解力・スピードに合わせた学習ができます。また個々の学習状況について講師が対面で指導を行ってくれるので、未経験者でも安心です。

未経験からIT業界に就職・転職ができる

未経験者がIT業界に就職・転職となると、その独特な面接に戸惑います。

特にIT業界では、ポートフォリオの提出を求められます。独自で作成も可能ですが、うまく作成できず採用側の印象を悪くすることもあります。

0円スクールでは、プログラミングの勉強とともに、ビジネスマナー、面談練習やポートフォリオ作成の授業もあります。カリキュラムをこなし卒業できれば、自分が獲得したプログラミングスキルをしっかりアピールでき、採用される可能性が高まります。

日本全国６都市にスクールがある

0円スクールは主要6都市（東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡）で開講しており、日本全国どこからでも受講できます。

授業は平日の昼間。東京・仙台・大阪・福岡・名古屋は9:30～18:30。 札幌は9:00~18:00です。

やる気と時間さえとれるなら、他県からの通学も可能な距離にスクールはあります。ちなみに昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、休校になる場合があるのでホームページなどで確認してください。

違約金について

無料で学べるプログラミングスクールでは、スクールが紹介した就職先に入社しないと違約金を支払う必要があるスクールもあります。

0円スクールでは、就職先の強制もありませんし、途中で通えなくなって辞めても違約金はありません。完全に0円のスクールです。

0円スクールのコースと料金

0円スクールの授業料は無料です。教室にパソコンも用意されています。

初心者コース

プログラミングの基礎から学ぶコース。受講期間は1ヶ月から3ヶ月前後です。

アプリケーション開発まで、実務レベルの技術が身につきます。コースの最後にはビジネスマナー講座があるので、卒業後も安心して就職することができます。

開発コース

開発コースは、プログラミングの基礎をすでに学んだ人向けのコースです。初心者コースで学ぶ「プログラミング基礎講座」の82時間分が省略されたコースです。

期間は1ヶ月から2ヶ月半前後です。

0円スクールの就職・転職支援

0円スクールの受講条件には、1年以内にIT業界への就職・転職の意欲がある人を生徒として募集しています。

0円スクールは、フリーランスや副業を目的の方は入学ができません。0円スクールは卒業すると、0円スクールの運営会社である株式会社ブレーンナレッジシステムズの関連企業が就職・転職先になることが多いです。また0円スクールが気に入った方は、卒業したら0円スクールへの就職も可能です。

0円スクールの卒業生は就職・転職先を強制されるわけではなく、自分に合った仕事先を見つけることも可能です。卒業生はJAVA言語に特化したスキルのみでも、採用側からは高い評価を受けられる可能性が高いです。

プログラミングスクールの中には、スクールに通っている間に、フリーランス用の案件を紹介してくれるスクールがあります。0円スクールはフリーランス用の案件を紹介していません。

デメリットと利用時に注意したいこと

プログラミングスクールを利用する場合に、理解しておいた方がいい注意点があります。カリキュラム・受講料が無料の0円スクールですが、同時に、デメリットや利用時に注意しておきたいことに関しても、利用する前に把握しておく必要があります。

年齢制限などの条件

0円スクールを利用時に注意したいことは、しっかりと3つの受講条件を確認することです。

• 年齢制限
• 週16時間以上の出席
• IT業界への就職・転職を希望していること

まず、年齢の対象範囲は18歳以上35歳以下の方です。年齢の範囲内でない人は入学できません。また転職保証などはありません。

ふたつめは週16時間以上の出席が原則であることです。週16時間は８時間受講する場合は週に2日の出席、半日場合は4日以上の受講を推奨（必須ではない）しています。必須でないにせよ平均週4回の時間の確保は大変です。

3つ目はIT業界に就職・転職したい方という条件です。卒業したらどこにでも就職できるような大学・専門学校の考え方と違い、しっかりとしたIT業界への就職・転職希望の意思がないといけません。

最後に、未経験者も歓迎となっています。初心者コースの受講時間が493時間で、プログラミングの基礎だけでも82時間あります。受講期間は1ヶ月から3ヶ月なので、かなりハードです。未経験者は時間と意欲の確認しておく必要があります。1カ月720時間とすると3カ月で2160時間になるので、3カ月間は勉強ばかりです。