Recursion(リカージョン)は、世界で通用するエンジニアを育てることをコンセプトに、コンピュータサイエンスの学習サービスを提供している学習サービスです。
バックエンドエンジニアやフロントエンドエンジニアなど幅広い職種に対応している、アメリカの大学の教材を参考にした質の高いカリキュラム、無料からでも始められるなどの特徴があります。Recursionは、主に以下のような人におすすめです。
- まずは無料で試してみたい
- 将来コンピュータサイエンスの分野で活躍したい
- 転職に活かせる実績を積みたい
- 幅広い職種に対応しているスクールを探している
- チーム開発を経験してみたい
オンラインで手軽にプログラミングの学習ができることで人気になっているRecursionについて、特徴や利用する時に知っておきたい注意点などを解説します。
学習目的 | 学習/スキルアップ 就職/転職 |
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学べること | Python/JavaScript/PHP/ Java/ C++/ TypeScript/ C#/ Ruby/ HTML/CSS |
入学金 | |
受講料金 | 月額 61ドル 年額 588ドル |
受講形式 | オンライン教材 |
学習時間(目安) | 無料会員 60時間 有料会員 945時間 |
就職/転職支援 | なし |
特徴 | チーム開発に参加できる |
約50時間分のコースを無料で使えます
Recursion(リカージョン)の特徴や学習内容
目的にあった授業を受けられるのか、未経験でも授業についていけるのか、時間とお金をかけてスクールに通う価値があるのか、判断するためには、特徴をよく知っていたほうがいいですよね。
ここではRecursion(リカージョン)の特徴について詳しく見ていきます。
フロントエンジニア、データサイエンティスト幅広い職種に対応
Recursionは、様々な職種に対応できるようなカリキュラムを用意しています。IT業界で活躍できる職種は様々あります。フロントエンジニアやバックエンドエンジニア、データサイエンティストなどの職種がありますが、Recursionではあらゆる職種で活かせるスキルや知識を身に付けることができます。同じエンジニアでも、分野によって必要になるスキルや知識は変わってきます。
幅広いスキルを身に付けておけば、活躍できる幅が広がるというわけです。将来コンピュータサイエンスに関わる仕事をしたいと思っているけれど、まだ職種が決まっていないという人は、Recursionで幅広い知識を学んでおけば選択肢の幅が広がるでしょう。
アメリカの大学の教材を参考にした質の高いカリキュラム
Recursionで使用されている教材は、アメリカの大学のカリキュラムを参考にして作られています。有名大学の講義を取り入れた、本格的で質の高いカリキュラムで学習できるのは魅力的ですよね。大学の講義というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、分かりやすく解説されている教材を使用しているので、初心者でも安心して学習を進められます。
また、知識を身に付けるインプットだけではなく、学んだことをしっかりアウトプットする学習環境も用意されています。持っている知識をアウトプットする作業は、エンジニアに欠かせないものなので、インプットとアウトプット両方を効率的に学習できるカリキュラムは効果的です。
無料から始められる
プログラミング学習を無料から始められるというのも、Recursionの特徴の1つです。
スクールに通いたいけれど、いきなり授業料を払うのは不安という人もいますよね。Recursionは無料のコースも用意されているので、まずは無料で授業を体験してみて、気に入ったら有料コースに変えるということができます。
無料コースも無料とは思えない充実した内容になっているので、初心者の人はとりあえず登録だけしておいて損はないでしょう。
ポートフォリオに活かせる実績を積める
Recursionは、無料でチーム開発に参加できるサービスが用意されています。
メンターと実際にチーム開発を体験することで、自ら開発する力やチームとのコミュニケーション能力を養うことができます。これは、開発する能力を身に付けるだけではなく、転職する際のポートフォリオとしても役立ちます。しっかりとした成果物があれば、転職活動する時に自分の経験や能力をアピールしやすくなります。
Recursion(リカージョン)の講座と料金
Recursion(リカージョン)には無料会員と有料会員の2つがあります。
無料会員
登録するだけで、総ページ数は150、コーディング問題数は25の学習をすることができます。
無料会員
- データサイエンス基礎 初級
- HTML/CSS
Meta現役エンジニアが作成した信頼できるカリキュラム
有料会員
有料会員の料金は月額61ドルです。1ドル136円で計算すると8,296円です。
有料会員になると、総ページ数は1175、コーディング問題数は531の学習、チーム開発、エンジニアへの質問、イベント参加などができるようになります。
2022年10月14日に1ドル147円になりました。このまま円安が進むと、早く年額プランで契約するとお得になりそうです。
有料会員
- コンピュータサイエンスの基礎 中級・上級
- プログラミングパラダイム
- アルゴリズム&データ構造
- 離散数学Ⅰ、Ⅱ
- ソフトウェア開発
- クイックスタート&ツール(Git,Larevel,Vue.js,Django,Unity,Ruby on Rails,Angular,SwiftUI,React,UIKit)
- コンピュータサイエンスプロジェクト
Recursion(リカージョン)の転職支援
Recursion(リカージョン)では特に就職や転職の支援はありません。しかし、有名企業やシリコンバレーのスタートアップに転職、大幅に年収をアップする転職の成功事例が数多くあります。
高卒未経験や文系からの有名企業エンジニアへの転職など、Recursionで開発スキルをつけてポートフォリオをアピールすることで転職を成功させている事例がたくさん紹介されています。
デメリットと利用時に注意したいこと
求人紹介はしてくれない
転職活動をする時の相談やサポートをしてくれるRecursionですが、転職支援をメインにしたサービスではないので、求人紹介は行っていません。
スクールの中には転職支援サポートが充実していて、求人紹介までしてくれるところがあります。スクールで知識やスキルを身に付けた後に、求人紹介までしてもらいたいという人にはデメリットになるでしょう。
動画講義はない
オンライン授業を行っているスクールの中には、動画を使った講義を取り入れているところもあります。
テキストだけではなく、映像を見ながら学習できるのは分かりやすくてよいですよね。しかし、Recursionは動画を使った講義は行っていないようです。基本的にはテキストで学習を進めることになるので、向き不向きがあるかもしれません。
まずは無料会員登録から!